2013年07月11日

♪Do-re-mi (4)

「ドレミのうた」」(“Do-re-mi”)を紹介するこのコラムも今日で最終回。今回は「シ」「ド」の歌詞をみていきましょう。

日本語         英語
 
「シ」は幸せよ     Tea, a drink with jam and bread
             「テイー」はジャムをつけたパンと
             一緒に飲む飲み物
 
さあ歌いましょう    That will bring us back to Doe
             それで「ド」に戻ります
 

「シ」は日本語では「しあわせ(幸せ)」と歌われますが“si”はイタリア語の音階名で、英語では“si”ではなく“ti”になります。ですので、“ti”の音に近い“tea”が歌詞に使われています。ジャムはパンやスコーンなどと一緒に紅茶を飲む“Afternoon tea”をイメージしたものでしょう。

この歌は、日本語版では「さあ歌いましょう」という歌詞で終わりますが、英語版は「それでまたドに戻ります」と音階の規則を教える内容になっています。

英語版の「ドレミの歌」は、子供たちがすぐに歌えるように作られているので難しくありません。さあ、みなさんも歌ってみましょう!
posted by seig-eca at 16:18| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月26日

♪Do-re-mi (3)

今回は「ドレミのうた」(“Do-re-mi”)の歌詞の「ファ」「ソ」「ラ」の音です。

「ドレミのうた」        “Do-Re-Mi”

「ファ」は「ファイト」のファ  Far, a long, long way to run
                (遠い、走るのに長い長い道のり)

「ソ」は青い「空」       Sew, a needle pulling thread
                (針は糸を引っぱって縫う)

「ラ」はラッパのラ      La, a note to follow sew
                (ラはソに続く音符)


「みかん」の「ミ」に続いて「ファ」も食べ物の名前にしようと作詞者のペギー葉山は考えていましたが、「ファ」の音で始まる適当な食べ物の名前が見つからなかったため、食べ物の名前で統一することを諦めたそうです。そこで、「ファ」は激励する時に使われる「ファイト」の「ファ」になりました。英語では、far(遠い)がfaに近い音として使われました。

「ソ」は、日本語版では「そら(空)」の「ソ」ですが、英語版ではsew(縫う)の音がSoに近いことから使われました。なお、ミシンは英語でa sewing machineと言いますが、日本語では最初の部分が脱落して「ミシン」と呼ばれるようになったことを知っていますか。threadは糸です。この単語の最初の音thは日本語には無い音なので発音に気をつけましょう。舌の先端を軽く上下の歯で軽く噛んで発音してみてください。

「ラ」は日本語ではラッパの「ラ」ですが、英語は特に「ラ」で始まる単語は使われず、「『ソ』に続く音」とだけ歌われます。noteという単語は様々な意味を持ちますが、この歌の中では音階の意味です。
posted by seig-eca at 13:59| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月28日

♪Do-re-mi (2)

今回は「ドレミのうた」(“Do-re-mi”)の歌詞のうち、「ド」「レ」「ミ」の部分を比較してみましょう。

「ドレミのうた」  “Do-Re-Mi”

「ド」はドーナッツのド  Doe, a deer, a female deer
              (「ド」は雌鹿のDoe)
 
「レ」はレモンのレ  Ray, a drop of golden sun
              (「レ」は金色の太陽の光のしずく)

「ミ」はみんなのミ  Me, a name I call myself
              (「ミー」は自分で自分を呼ぶ時の名)

「ド」は、ペギー葉山の作詞ではアメリカで人気のあるドーナッツ(Doughnuts)の最初の音が使われています。一方、英語の歌詞では、音階名のDoの音に近いDoe(雌鹿)が使われています。他にも、さまざまな人が手掛けた日本語版の「ド」の音の菓子があります:ドラムのド(宮本亜門版)、甘いドロップのド(宮城まり子版)、 どこまでものド(九重佑三子版)。

「レ」は日本語では lemon の最初の音になっていますが、英語の音階名レの発音は[ re ]です。ですので、英語の歌詞ではRay(光線)が使われています。ちなみに、[ l ] [ r ]の発音の使い分けは、多くの日本人にとって苦手な音です。違いに留意して発音しましょう。

「ミ」の英語の音階名mi の音は me( Iの目的格)です。一方、日本語版は「みんなのミ」になっていますが、作詞者のペギー葉山は最初、音階の音を全て食べ物の名前で表そうと「みかんのミ」にしようとしたそうです。
posted by seig-eca at 14:38| 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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