2014年04月29日

『天国から来たチャンピオン』に観るアメリカの社会問題

1978年に公開された『天国から来たチャンピオン』は、ウォーレン・ビーティが主演・監督・指揮を務めた作品です。

1970年代のアメリカは様々な社会問題を抱えていました。1つはエネルギー問題です。石油に代わるエネルギーを求める声に後押しされて、アメリカはこの頃、原子力発電所をどんどん建設していきました。今、世界中で危険性を問われている原子力発電所は、エネルギー不足解消のために生まれたのです。エネルギー不足とはいえ、当時も安全性が疑われていたようで、原子力施設の建設に反対する地元の女性がこの映画の重要な役どころとして登場しています。

そして、70年代のアメリカを象徴するもう1つ大きな社会問題が、人種差別です。1964年に公民権法が制定され、法律上の人種差別はなくなったのですが、現実は全くそうではなく、依然として有色人種に対する差別が存在していたため、70年代に入ると、白人と黒人の対立は激しさを増しました。映画の中にも、そんな対立がうかがい知れるシーンがあります。

この映画は恋愛映画なのですが、当時のアメリカが抱えていた深刻な社会問題を浮き彫りにもしているので、一見の価値ありです。
posted by seig-eca at 03:40| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月04日

New Orleans(3)

ニューオリンズ(New Orleans)の旧市街「フレンチ・クオーター」(French Quarter)には、アメリカで最古のカトリック聖堂であるセント・ルイス大聖堂(St. Louis abbey)があります。その近くには、パリのアパルトマンに倣い建てられたアメリカ最古のアパート、ポンタルバ・アパート(Pontalba Apartment)があります。建築以来およそ160年間も経ちますが、今でも人気の高い最高級アパートです。

公園の近くには「Café de monde」があります。1862年に開店して以来人気のカフェです。ニューオリンズを訪れた際には、チコリ入りのコーヒーとパウダー・シュガーがたっぷりかかった四角いドーナツ、「ベニエ」を食べてみましょう。

また、この地域ではクレオール(Creole)料理やケイジャン(Cajun)料理を楽しむことができます。代表的なものに、スペインのパエリアが由来である「ジャンバラーヤ」(Jambalaya)やフランスのブイヤベースが由来の「ガンボ」(Gumbo)、そしてザリガニ料理(Crawfish)などがあります。ぜひ一度、地元の人々も訪れるレストランで、独特のスパイスで茹でたザリガニやガンボなどを食べてみてください。近くにあるフレンチ・マーケットでは様々なスパイスをおみやげに買うこともできます。
posted by seig-eca at 13:49| アメリカの街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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